忘れられない光景。

2001年9月17日
ふいに意識下に浮上する、ある光景。
現実では決してありふれてはいない光景。
時間を経た今も、それは鮮明に思い浮かぶ。
テレビを見てるときも
お風呂に入っているときも
ただ何もせずにぼーっとしてるときも
一生懸命に物事を考えてるときも
隙間を見つけて、這い出してくるように。

自分では決して制御できない。
記憶そのものが元々制御できるものではないから。
わかっていても、すべてを拭い去りたいと思う。
せめて、思い浮かぶ光景だけでも。
起きてしまった出来事は、消すことはできないから。

大人になってから経験した辛いことよりも
子供のころに経験した辛いことのほうが
ずっとあとを引く。
記憶を背負っていく時間が違うから。

「記憶」があるが故苦しめられることがあるが
「記憶」がなければ人は生きて行けない。
ある意味「記憶」というのは
生きて行く上での呪縛だな。
生きていようとするかぎり誰にも逃れられない。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索